厨房のありす7話の内容・ストーリー・ネタバレ
ありすと倖生は抱き合った。ついに想いが通じ合ったのだ。
しかし倖生が横領犯の息子であるという過去がSNSで拡散されてしまう。倖生は迷惑になるので八重森家から出ていくことにする。倖生の父の晃生は横領疑惑をかけられ9年前に自殺していた。
ホール担当の倖生がいなくなり店は休業することになった。ありすは倖生のことが忘れられず、倖生の事ばかり考えて過ごしていた。何も手につかないありすは倖生の事は忘れると決め、和紗の提案で店を再開することにした。
和紗はありすを励まそうとホールを1人で回したり、ありすを恋活パーティーに誘い出したりした。
しかし、ありすはどうしても倖生を忘れられなかった。そして母の姉である蒔子に相談する。諦めてはいけないとアドバイスする。蒔子も倖生が晃生の息子であることを知っていた。そして隠し切れないことがあると。
ありすは諦められず倖生に会いに行く。そこで倖生は「ありすの父の心護が自分の父の晃生を殺した。父の晃生は心護に無理やり横領させられていた。心護に復讐するためにありすの家に行った。」と話した。そう言うと倖生はありすの前から立ち去った。
一方、和紗の体には異変が起こっていた。病院での検査の結果胎盤がはがれていることが分かった。ありすは和紗に無理をさせた自分が原因だと自分を責めた。
その頃、倖生は百花に呼び出されていた。三ツ沢金之助からの連絡で和紗が倒れありすが混乱していることを知る。百花は倖生のことが好きだった。ありすの傍にいたい倖生は百花の引き止めを振り切りありすの元へ向かった。倖生はありすに会うとベンゼンで落ち着かせた。
和紗は無事だった。そして女の子が生まれた。和紗は倖生にありすを頼むと話した。
この日は倖生の誕生日だった。ありすは外はサクサク開けたらどろどろのスコッチエッグをふるまった。倖生は誕生日は嫌いだと話した。父の晃生ゲイで母が好きでないのに世間体で結婚した。そして自分の父にとって自分は噓をつくための道具で、自分が生まれてきて幸せになった人はいないと話した。ありすは「倖生が生まれてきてうれしい。和紗が死んでしまうかもと思ってとても怖かった。倖生がいなくなることは怖い事だ。倖生は私の人生になくてはならない人だ。仮に自分の父が倖生の父に横領させていたとしても、それは倖生には関係のない事だ。心護と晃生との問題にも一緒に向き合う」と話した。
ありすと倖生は真実を確かめるが晃生は横領などしておらず濡れ衣であることが分かる。
厨房のありす8話ネタバレ・脚本
1.晃生が横領の濡れ衣を着せられた!
15年前、子供だった倖生は晃生に父さんと同様に薬を作る人になりたいと言った。
9年前、晃生は家で自殺していて、それを倖生が見つけた。
現在、晃生は五條製薬の所長の時に横領の罪をかぶれば、家族の安全を保障するが、罪をかぶらなければ息子の命はないと脅されていたと心護は主人公のありすと倖生に話した。倖生は、晃生は同性愛者であることを隠すためにいやいや作った子供で偽の家族だったと言った。心護は晃生が倖生のことばかり話して、倖生のことを愛していたと倖生に話した。でも、倖生は晃生が死んだのは俺のせいだと言った。
(感想)倖生は晃生が死んだのは俺がいたからだと言っていたが、晃生はそうではなく、間違ったことが嫌だったから自殺したのだと私は思った。
2.落ち込んでいる倖生にありすが!
ありすの幼なじみの和紗は病室でありすに倖生を励ますように言った。どうしたいいか、和紗の家族にも相談するように言ったが、和紗の夫の金之助が腕に何かあるために食器を落としたりしていた。
また、別の日、金之助は息子の虎之助の学校の社会見学のために店で説明をしていた。虎之助の祖父の定一郞はありすに父親は息子にかっこいいところを見せたいのだと言った。
その後、ありすのレストランの営業中に倖生はボーとしていて、客の料理の配膳を間違えてしまった。
(感想)金之助の気持ちは母親にもあると思う。
3.和紗が倖生にアドバイスを!
その後、倖生は和紗の病室に行き、和紗にみんなの前で元気そうに振る舞うようにアドバイスした。
その夜、倖生はありすと心護の前に元気そうに振る舞った。
次の日、倖生は無理に明るくふるまって、疲れていた。心護の研究室に所属している山口らが大学に出入りしている業者の松浦が会社を休んでいることを倖生に話した。
その夜、蒔子は誠士に創立記念パーティー用にスーツを新調するように勧めた。
次の日、ありすと倖生と金之助は虎之助の学校の飼育小屋を作りに来た。金之助は倖生に体調を聞いた。
(感想)和紗が倖生にみんなの前で元気そうに振る舞うようにアドバイスしたのはきっとみんなに心配を掛けたくなかったのだと思う。
4.蒔子が10年前に資料の改ざんを!
その頃、五條製薬でありすの叔母の蒔子は取引先のやなぎだに10年前のように頭痛薬の副作用の調整をするように頼まれた。やなぎだは10年前も薬の副作用の調整で金を受け取り、そのときの資料も残っていると言った。蒔子は今回は改ざんすることを拒否し、10年前の資料を買い取らせてくれないかと頼んだ。そこにありすが相談があるとメールで連絡が来た。
(感想)蒔子は10年前の事件に加担していたのかと私は思った。
5.倖生と水族館デート!
蒔子はありすに蒔子の妹の未知子の火事の時に誠士が未知子を助けたと言った。未知子はその後、死亡した。蒔子はありすに倖生が水族館デートなど、リラックスする様なことを勧めた。
その後、ありすは倖生に水族館デートに誘った。しかし、心護はありすと倖生がデートすることが心配でたまらなかった。
デートの日、倖生は魚に触って、楽しそうに振る舞っていたが、他の父子を見て、うらやましそうだった。ありすは倖生が無理をしていると言った。倖生はありすに俺の気持ちがわからないだろうと返した。
その後、倖生は清掃のバイトに行った心護の研究室でありすに怒ってしまったことを話した。倖生はどうしても晃生のことを考えてしまうと言った。
6.金之助の骨にひびが!
その後、倖生は金之助の店に行き、金之助がどうして虎之助のために頑張るのかを聞いた。金之助は息子のためだと言った。
ありすは病院で和紗に倖生のことを話した。そのとき、金之助は息子の銀之助を腕が悪くて、両手で抱っこできなかった。そのことを和紗は見逃さなかった。金之助は骨にひびが入っていた。定一郎は金之助の代わりにやると言ったが、倖生は怪我をした腕でやって、後遺症が残って、本当に虎之助のためになるのかと金之助に言った。
別の日、ありすは飼育小屋の建設は中断になると倖生に言った。倖生もありすにこの前のことを謝った。倖生が心護の大学に清掃のアルバイトに行った後に松浦が来た。松浦は弁当をもらった時にひどいことを言ったと謝った。ありすは料理を食べる前にありすは良いところがあるのに卑下しすぎだと言った。
その夜、ありすに呼ばれた金之助と定一郎がお互いに謝った。定一郎と倖生は飼育小屋の建設を手伝うと金之助に言った。
次の日、金之助らは飼育小屋を完成させたが、金之助は虎之助に最後まで自分もやりたかったと言った。虎之助は最後までやらなくても金之助はかっこいいと言った。それを見て、ありすは倖生に晃生もかっこいいと言われたかったのではないかと言った。
7.松浦が未知子の火事の記事を!
その頃、ありすのレストランの前で会った三國谷と松浦が飲んでいて、松浦は未知子の火事の記事を見せた。
会社に復帰した松浦は心護に放火があったかどうか聞いた。その後、誠士から呼び出された心護は誠士にもう逃げ切れないと言った。そのことを後を付けた松浦が聞いていた。
その頃、ありすは悪いのは晃生に横領をなすりつけた人物で、その人を探して、懲らしめようと言った。
その後、松浦はありすの家に来て、未知子は殺されたと言った。
(感想)もう横領や火事の犯人は誠士ではないかと予測できるが、誠士が未知子を助けたということは蒔子ではなくて、未知子が好きだったと言うことだろうかと私は思った。でも、誠士は蒔子と結婚しなくては五條製薬の後継者になれなかったのだろうかとも思った。
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